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【ご褒美が必要】〇〇で喜ぶ高3生

親が子供に勉強をさせるために

 

定期テストで400点取ったらユニバに連れて行ってあげる」とか

 

「数学の点数が上がったらゲームを買ってあげる」とか

 

勉強の結果に対して「ご褒美」を用意している話はよく聞く

 

 

 

でも個人的には

 

「ご褒美」の仕組みはあまり効果があるようには思えない

 

それどころか悪影響が大きいと思ってる

 

 

その瞬間は子供は頑張るかもしれないし

 

上手く結果が出るかもしれない

 

 

 

でもそれは限定的で一時的な効果でしかなく

 

「ご褒美」をまた用意しなければならなかったり

 

「ご褒美」がなければやる気が出ない!なんて子供に言われるようなら

 

「ご褒美」作戦は悪手でしかないと思う

 

 

 

 

今日の話はそんな「ご褒美」とは別の話

 

 

 

ある高3生の生徒で

 

最近自習室にこもって黙々と勉強をしている生徒がいるのだが

 

帰り際に冗談で

 

「頑張ってるなぁ、ノートに毎日シールを貼ってあげよか?」と言うと

 

「えー!ほんまに!嬉しい!」

 

との返事

 

 

 

ん!そんなことで喜ぶの?!

 

とは思ったが

 

そういえば昔予備校で働いていた時も

 

京大や阪大を目指している浪人生の男の子でも

 

単語テストで合格するたびに

 

「シールください」って言ってたのを思い出した

 

え?そんなにシールが欲しいの?

 

って思った記憶がある

 

 

 

その予備校では

 

単語テストに合格すると

 

壁に貼ってある一覧の

 

自分の名前の横にシールを貼っていくようにしていた

 

合格すればシールがどんどん並んでいく

 

 

 

京大や阪大を目指すような生徒なら

 

「くだらない。。子供っぽい。。」と思っても不思議ではない

 

 

でも彼らでもそんな「ご褒美」に喜びを感じてた

 

 

勉強は誰のためでもなく自分のためにするもの

 

でも頑張ったことに対して誰かに認めてもらうことで

 

孤独な受験を乗り越える際の

 

小さな支えになっていたんだろう

 

 

うちの塾にも色んなシールを買って置いてある

 

小さな「ご褒美」かもしれないが

 

彼らの支えになるなら

 

いくらでも貼ってあげるよ!!